ド根性トレーニングと筋トレ・ボイトレ

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「ド根性」は古いでしょうか?

 
皆さんこんにちは。相模原市橋本駅徒歩7分。パーソナルトレーニングジム「たなとれ倶楽部」の田中勝明です。
 
平成が間もなく終わるという今日この頃、「ド根性」とか言われると、昭和の香りがプンプンしてきて、心地いいですね。笑
 
なんだかんだ昭和の人間なので「ド根性論」は嫌いではないのですが、今日はトレーニングって根性だけじゃないんだよというお話です。
 
「筋肉を鍛える」という行為については、昨日お話しした通り、一回のワークアウトで、一セットずつ限界まで追い込む「筋肉をオールアウトさせる」という事が大切です。
重たい重りで限界まで、しかも一セットずつ追い込むわけですから、トレーニングというのはやっているときはとても苦しい物です。
なので、自分に甘さがあるときは「今日はこのくらいでいいか・・」と、余力を残して終わってしまうという事も起こります。
疲れている・仕事が立て込んでて・・などなど
人間、自分を甘やかすのに理由ならいくらでも付けられます。これを奮い立たせるのは間違いなく「ド根性」ですね。
つらいタイミングで「あと一回」を自分に課すことが出来る人はとても成長が早いです。
 
とはいえ、人間ですからつらいものは辛い・・
という方にこそ、パーソナルトレーニングが向いています。
パーソナルトレーナーが横で指導していますので、「一回の手抜きを」許してくれません。
それどころか余力を感じたら「あと一回」追加されることもあります。
自分に負けそうなときや、しっかりやりたいときにパーソナルトレーナーをつけるメリットはここにあります。
 
逆に頑張りすぎて危ないとき、怪我をしてしまう可能性があるときもトレーナーをつけるとよいでしょう。
安全なフォームがキープできているかチェックしてくれるほか、限界でストップをかけることもあります。
 
トレーナーをつける意味はこういうところにもあるんですよ。
 
昔より、トレーニングの研究が進み、根性や回数だけで体の変化が起こるわけではないという事が判り、健康や、体力向上、ボディメイクのために必要で、効率の良いトレーニングが解明されています。しっかりとエビデンスのあるものも多いですから、ただ、やみくもに「ド根性」を続けて怪我をしてしまってはもったいないです。

 
運動中に「水を飲んではいけない」という時代もありました。
 
今の常識では「とんでもない時代」とされてしまいますが、当時は大まじめだったんですものね。
昔の常識も進んだ研究の下では非常識に変わっていきます。
昭和のド根性、何度も言いますが嫌いではないです。
ですが、平成も終わりますし、いつか今の常識が全く変わってしまう研究結果が出る日も来るのでしょうか。
時代の変化に、流行りではなく、正しい物をしっかり選んでいけるトレーナーでありたいと思っています。
 
ちなみに、余談ですが、ボイストレーニングをする時には表面の筋肉だけではなく、インナーの筋肉を鍛えることもとても大切になります。
腹筋100回やりながら、大声を出していても歌は上手になりませんからね!笑
よく吹奏楽部や合唱部でやっているようなトレーニングですが、もっと効率の良い方法もあるのですよ。
 
また、インナーを鍛えるときにはド根性論で動いてもうまくいかなかったりします。
たま~に「歌を上手に歌いたい」と言いながら、間違った方向に頑張ってトレーニングしている方を見かけますが、過去の自分を見ているようでほほえましい気持ちになる反面、何とかしてあげたいな・・・と思ってます。
 
筋力トレーニングはもちろんですが、歌うため、話すためのトレーニングが必要な方は、「たなとれ倶楽部」ご相談ください。
相模原でも珍しい(というかたぶんここだけの)筋トレとボイトレ(ボイストレーニング)がどちらも出来るお店です。
トレーナーは声についても専門家ですので、安心してご相談くださいね!

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