運動神経が良いって何?

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今日は晴れましたが、風が強いですね!店頭に貼ってあるチラシや看板が風で飛ばされてしまいそうになっています。
皆さんこんにちは。相模原市橋本駅から「徒歩5分」。パーソナルトレーニングジム「たなとれ倶楽部」の田中勝明です。
 
水田の多い、風を遮るものがほとんどない田舎の町で育った私は「風の強い日」が結構好きだったりします。
田んぼの畔道を、向かい風の中、必死に自転車のペダルを漕ぐのは、ある種トレーニング的であり、体内のアドレナリン大放出でやたらとテンションが上がったものです。
 
しかし、こんな風の強い日には「転倒事故」が多いのも事実です。
自転車や、両手に買い物袋を抱えているときは横風や転倒物に気をつけてくださいね!
 
いざ転んでしまったとき、大けがにならないように人間とっさに手が出るものです。
実はこれが

という事です。
 
良く子供のころ「あの人は運動神経が良いから・・・悪いから」という会話をしますよね。
この運動神経ってなんでしょうか。
 
そもそも「神経って?」と言われるととても難しい気がしますよね。

とでも思ってください。電気のスイッチを入れると素早く反応して体内で電気をつけてくれるんですよ。
 
それは体の「内外」からの刺激に素早く反応します。
大きく分けると二つで、「中枢神経系」と「末梢神経系」の2つに分けられます。
中枢神経系は脳からの指令を整理して体の各部位に伝える働きを、末梢神経系は中枢神経系からの指令を受けて器官を動かしたり、体外の情報をキャッチして中枢神経系に伝える働きがあります。
 
細かく説明すると授業のようになってしまいますので簡単に(笑)
この、末梢神経は機能によってさらに
「知覚神経」と「運動神経」からなる「体性神経」
「交感神経」と「副交感神経」からなる「自律神経」
に分類されます。
 
この、運動神経というのは、当然どんな人にもあります。
「運動神経が無い」などと、子供の頃にからかわれた人もいると思いますが、それは「その運動をするための神経が発達していなかっただけ」です。
無い人はいません。
 
スポーツをしてみたとき、上手にできないという事はよくあることです。
これは、あきらめずに同じ「運動を繰り返している」と次第に上手にできるようになっていきます。
中には「物事を上手に真似をする能力」が高い子供は「見てすぐマネできたり動ける」という事もありますが、これは「巧緻性」という能力が高いというだけです。この巧緻性や運動神経は「トレーニング」で「鍛えることが出来ます」
 
運動神経を鍛えると良いことがあるのは若い人だけではありません。
冒頭にも少し書きましたが、「転倒した時に、とっさに手が出る」というのは運動神経の仕事です。
運動神経のトレーニングは、中高齢者以上も意識して行うと良いでしょう。
 

 
トレーニングとしては

 
なんだか簡単な気がしませんか?
同じことを繰り返しトレーニングすることにより、脳を経由せず、脊髄の中で直接運動神経につなげることが出来るようになります。簡単に言えば最短ルートで情報が身体に伝わるようになるという事ですね。
ですので、今日のように風の強い日に「風にあおられて自転車で転んだとしても、とっさに手を出すことが出来、大けがを防ぐことが出来る」というのです。
 
ということで、運動神経のトレーニングは日常生活でも必要なトレーニングですよね。
トレーニングに年齢は関係ありません。
 
一生立って歩くためには高齢者こそ積極的な運動が必要とされています。
また、運動不足の人は認知症にもなりやすいと言われています。
 
脳は刺激されると活性化します。運動刺激も脳への刺激になりますので、運動が不足すると脳への刺激がまず減ってしまいます。
また、筋肉量の低下も各体内器官の働きを鈍くします。その時脳の機能も低下してしまい認知症のリスクが上がるそうです。
逆に、運動をしていると血管が柔軟になり血行が良くなることにより、脳への血流も増えて脳細胞が活性化し、認知症の予防に良いとされています。
 
運動は日常動作やとっさの反応を良くしてくれるだけではなく、認知症のような症状の予防にも良いんですね!
 
高齢化社会に日本は入っていますが「高齢者」というくくりが非常に幅のあるものになっています。
規定されている「高齢者」「後期高齢者」じがほぼ数字上のものとなっています。
 
「運動をしていて高齢になった」かたと、「運動を全くせずに高齢になった」では、生活能力が全く違います。
痛くなってから始める運動はとても辛いです。普段の生活から運動やトレーニングを意識して行ってみましょう。

 
若い人にも多いですが、
・何もない段差でつまづいた。
・ぶつかられてよろけた
・電車やバスの中で揺られて立っていられない
 
というような状況に当てはまるものがあったら、早めにトレーニングをしていきましょう。
風の強い日も、積極的に向かい風の中、自転車で爆走したいですものね!
 

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