草むしりとうさぎ跳び

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30度を超える気候だそうで、5月としてはかなり暑いですね!水分補給はこまめに行いましょう!
みなさまこんにちは。わたくし、相模原市橋本駅から「徒歩5分」。パーソナルトレーニングジム「たなとれ倶楽部」の田中です。
 
通勤路のイチョウの葉、先日やっとこさ派が出始めたと思っていましたが、気が付けばあっという間に素敵な日陰を作れるほどに葉を広げてくれました。これからの季節には非常にありがたい限りです。
お店の横手の花壇の、よくわからない植物も元気に成長しております。伸びるのが早すぎるので、バッサリ切ってしまいたいのですが、賃貸で庭木については手が出せないため、早く管理の方が切ってくれるのを待つばかりでございます。
 
草木が大成長をする季節、美しいとばかりも言っていられませんね。
庭の雑草が伸びるのも早い季節になってしまったのですから。
 
広い庭があればあるほど、困るのが草むしりのようですが、何より困ったことが草むしりの「後」に起こっているようです。

という話、この季節以降本当によく聞きます。
 
これは、草むしりを行う姿勢に問題があることが多いです。
「膝を深く曲げ、首を下に向け、丸くした背中でせっせと手を動かす。」
このスタンダートな草むしりスタイル、よく考えると懐かしい動きに似ていませんか?
 
そう、30代以上の方は一度は経験したことがある

でございます。
 
昔はテレビドラマやスポコン漫画でも頻繁に登場したうさぎ跳び、気が付いたら最近見なくなりましたよね?
これは、最近では意識的にうさぎ跳びをさせないように、学校教育の中で指導をしているからです。
 
過度に曲げられた膝の角度では膝周りの靭帯への負担が大きく、膝損傷を招きやすいばかりか、足の筋肉にもさほどトレーニング効果が望めない、またアキレス腱なども過緊張を招き、痛めやすいと言われているからです。
 
似ている動作に、一番下までしゃがみ込む「フルスクワット」がありますが、こちらも膝の角度や姿勢など「トレーニングフォーム」を維持できない人にはまずやらせません。
 
という事で、「姿勢を維持する」ことが出来れば、もしかしたらうさぎ跳びもトレーニングに使えるのかもしれませんが、個別に指導をしない「体育の授業」や「部活動」では、集団ならではの事故も多く指導が行き届きにくいため、「授業」などの中からは消えました。
 
という事ですので、うさぎとびのような運動は特別一般の人がやる必要はないと言っておきましょう。
 
やる必要がないはずの「うさぎ跳びの姿勢」
これが出来上がってしまうのが、昔ならではの草むしりです。
 
「そうは言われても、草の伸びを放置できない・・」
というのが現実ですよね。
 
ですので、もう草むしりは一種の運動だと思う事にしましょう。
という事で、身体を痛くしないために、

たかが草むしりと侮ることなかれ。もう、フルスクワットをやるつもりでじっくりストレッチを行う必要があります。
下肢のストレッチだけでなく、全身を行うとより良いです。
肩や腕、首の周りなどもじっくり行いましょう。
 

「草むしりの正式な姿勢?なんのこっちゃ」
と思うと思います。正解の姿勢はありません。(笑)
これは、個々人の身体の柔らかさ(柔軟性)に合わせた姿勢を探すことが大切です。
 
身体が固い方は、例えば完全に床に座ってしまうとか、正座のような姿勢でも良いかもしれません。
いちいち座り込むと作業が遅くなる、などと考えず、体の痛み軽減を優先するのならば、負担が少ない姿勢で行うことが一番です。
例えば開脚で床に座り込むのも良いでしょう。
少しずつ姿勢を変え、驚嘆に一か所に負担がかからないようにするのも良いですね。
 

運動の時と同じように、筋肉をゆっくり、弾みをつけずに伸ばす「スタティックストレッチ」がお勧めです。
明日に疲労を残さないような、工夫をしてあげると良いですね!
 
極論、草むしりでめげない足腰を作るために筋トレを行っても良いのですが、今日はそういう話は辞めておきます(笑)
また、椅子に座ったまま草むしりや、種まきが出来る農業用の便利グッズも市販されているようですので、頻繁に草むしりをやる方はそういった道具を使ってみるのも良いですね!
 
これから梅雨が来て、夏になればますます草の伸びは早いです。この夏何度草むしりをするのかわかりませんが、
「草むしりをして医者に行った」という事象が少なくなると良いなと思っています。
 
身体を傷めない草むしりの姿勢を知りたい方、運動前後のストレッチのやり方を知りたい方は、ぜひパーソナルトレーニングで聞いてくださいね!
皆さんの身体の硬さや癖を見て、良い姿勢を一緒に考えたいと思います。
雑草の生命力は逞しいですが、雑草に負けないように頑張りましょうね!
 

 

綺麗だけれど根が深い、厄介な雑草。草むしりで体を傷めないようにしましょうね!

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