ダイエットの運動は何時にやるのが効果的?
何時が一番動きやすいですか?
みなさまこんにちは!雨でちょっと寒くなりましたね。霧雨で風が強かったので、ズボンがびしょぬれでした。雨の御堂筋を口ずさみながら通勤したわたくし、相模原市橋本駅から「徒歩5分」。パーソナルトレーニングジム「たなとれ倶楽部」の田中です。
今週は「ダイエット」についての記事を更新しております。
今日はダイエットのための運動についての質問です。
ちょっと面白い質問なのですが、割とよく尋ねられる内容でもあります。
という質問でした。
初め「?」と思ったのですが、同じくダイエットをしている知人に「夜が良いよ」と言われたり、ウォーキングは「朝が良い」と言われたりで悩んでしまったとのことでした。なるほど、いろんな言い方がありますものね。という事で、今日のテーマは
という事ですね。
一つ初めに抑えておいてほしいのですが、筋トレをしても、「筋トレ=ウエストサイズの減少」になるわけではありません。
「腹筋を10回やったら腹がへこむ」「ダンベルを上げたら背中が痩せる」という事ではありません。
ダイエットは体の消費エネルギー量を上げることが大切です。蓄積された脂肪をエネルギーに変えることはとても大変なことです。
人間が一食で摂取するカロリーはどれくらいか知っていますか?理想とされる量はありますが、現代の食にあふれた世の中では800~1000キロカロリーくらい簡単に摂取しています。
では、30分ほどのウォーキングではどれくらいカロリー消費をするのでしょうか。
普通の速度で大体70~100キロカロリーほどしか消費できていません。
それでは筋トレの消費カロリーはどれくらいでしょう。
体重や内容、かけた時間によって、変わりますが、30分ほどで大体70~100カロリー位の消費です。
という事で、実は筋トレそのものはそれほど消費カロリーが高くないという事が解っていただけたと思います。
筋トレをしたから痩せる。ではないのです。
ですが、筋トレを入れることで「筋肉の発達を促す」ことが出来ます。
筋肉は同じ量なら脂肪より体積が小さいですから、きれいな引き締まった体に変えてくれます。
食事・トレーニング(筋トレ・有酸素)は脂肪を除き、きれいに締まった体づくりの基本となります。
ポイントは
・食べ過ぎを押さえ、余計なカロリーを摂取しない
・筋量を増やし脂肪を減らす
です。体内に溜まった脂肪を減らすには時間がかかります。ですから新たな食事の際に出来るだけ余計なものを摂らないようにする。
という事で、ダイエットではまず食事が大事です。
そして、筋肉に刺激を入れ、筋肉を成長させる。見た目も美しく痩せるという事ではトレーニングが必須です。
どれも大切だという事をまずは覚えておいてくださいね。
さて、本題のトレーニングの時間についてですが、こだわるのは一つだけです。
テレビなどで、最近よく聞く「オールアウト」という言葉をご存知でしょうか。
「使い切る」という意味でつかわれています。
トレーニングで運動をする場合、その筋肉に余力を残すことなく「使い切る」ことが成長の早道です。
なんとなく「10回1セット」というのが多いのですが、10回を1セットにする必要もありません。
筋肉が使い切れる量であればよいのです。
ただ、回数が多くなりすぎると精神的にも辛いので、10回で追い込めるような重量の設定にすることは多いです。
回数や重量の決め方は、目標とするトレーニングによっても異なります。それはパーソナルトレーニングに来た時にそれぞれ聞いてくださいね。
今日は時間の話でしたね。
結論を言いますと
これは人によってかなり違うのではないでしょうか?
部活動で朝練が得意だった方は朝トレーニングするのが良いでしょうし、夜が良い方は夜をお勧めします。
自分が一番力を出せるタイミングが良いです。
ただ、人間、「朝に筋トレで力を使い切ってしまうと夜までの仕事がつらい」という事が多いので、なんとなく「筋トレ」は夜、仕事が終わってからが良いよ。という風に言う方が多いです。
当然、お仕事に影響が出るのならばそれで良いと思います。
夜に運動をするメリットは、後を気にせず使い切ることが出来るという事。そして、帰宅後、早めに就寝することで身体の回復を促すことが出来る事。運動で疲労していると深い睡眠がとれるという事です。
夜運動するデメリットがあるとすれば、トレーニング後、遅い時間だと食事をするのに気を使う。
一番の問題は、急な仕事や会議が入ってしまうとトレーニング時間を減らしたり削らなければいけなくなってしまいサイクルを作れないことでしょう。
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朝。運動出来る方は「朝活」というのもお勧めです。
一番のメリットは「自分のスケジュールを邪魔されない」という事でしょう。
早起きするだけですので、朝は会議や余分な仕事で運動できなくなるという可能性が低いです。出社前のトレーニングというのはそういう意味では近年とても人気があります。自分のトレーニングスケジュールを確実に確保したい方は朝の筋トレがお勧めです。
朝の筋トレのデメリットは寝起きで力が100パーセント出せない。という事です。これは人によると思います。
そもそも朝の運動が苦手、頭が痛くなる。というような方は、トレーニング効率も悪いばかりか、その後の一日の仕事にも影響が出ますので向いていないのかもしれません。
その場合、昼休みのちょっとした時間に「毎日少しずつ、一か所ずつの筋肉を追い込む」というようなトレーニングでも良いでしょう。
そうです。筋トレの時間は、自分でしっかり時間が取れて、オールアウトさせることが出来るなら
という事が解っていただけたでしょうか。
では、有酸素運動に向いている時間はいつなのでしょうか?
実はこれも筋トレと同じで、基本はいつでも良いのですが、屋外を歩いたり走ったりする方は気候や環境・住環境にも左右されると思います。
例えば、真夏の暑い時期は涼しい時間帯の早朝が良いでしょう。しかし、真冬の早朝は暗く寒いため、危ないですし、筋肉が温まるまでも時間がかかります。ですので、真冬は昼休みのような時間帯が良いのかもしれません。
時間が取れるという観点で、夜帰り道や帰宅後に歩くというのも良いのですが、人通りや車の通りが多い都会なら良いのですが、人通りの少ない田舎道や街頭の少ない農道のような箇所を女性が深夜にウォーキングやジョギングするのは犯罪予防の点でもお勧めできません。
屋外のような環境では、明るい危なくない道を、暑すぎず、寒すぎない時間帯を歩くと良いと思います。
室内のジムでのウォーキングやジョギングならいつでも構いません。
筋トレにしても、有酸素運動にしても、
決めたことをこなすというのも、初めはとても大変です。
筋トレも・有酸素運動も・食事も、どれも最初は辛いでしょう。
ただ、それを乗り越えたときにきれいに痩せて引き締まった身体を手に入れることが出来るのです。
時間はいつでもいいのです。継続が力になります。
どのように運動してよいのかわからない、食事が上手にできない、有酸素運動が苦手という方は、ぜひ一度パーソナルトレーニングで相談に来てください。
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